この記事は、僕に「○○」の話させたら長くなりますよ Advent Calendar 2016の14日目の記事です。
みなさま、普段特に何も考えず炊飯をしていませんか?
今回は、炊飯に当たって気をつけるといいことをだらだら語りたいと思います。
用意するもの:
- 米
- 精米器
- 購入から2週間以内に食べきる方、玄米の方は必要ありません
- 炊飯器、釜、圧力鍋その他これに準ずるもの
1. 米を選ぶ
米は本当にいろいろあります。魚沼産コシヒカリをはじめとした、おいしい米として有名なブランドもありますが、個人的なおすすめは”特A評価されたご当地ブランド”です。
ご当地ブランドは、改良によって新しく生まれた品種で、全国各地にあります。コシヒカリなどの品種と比べると値段は安いことが多いのもうれしいポイントです。このうち、過去5年の間に、おいしさの最高評価「特A」がついたものを選ぶと間違いないと思います。
ここでは、例としてこれまで食べた中でおいしかった2つを紹介します。ここではAmazonのリンクを貼っていますが、お米屋さんに行って店の人と話をしながら選ぶのもまたいいと思います。通販で購入される際は、年度と玄米/精米の違いにご注意ください。
2. 精米する
米はつきたてから2週間程度がおいしく食べられる期間で、その後は酸化が進んで味が落ちていきます。精米器を持っている方や、近所にあるという方は、是非玄米を購入して精米してみてください。
家庭用であれば、1合単位で精米できます。
3. 洗米する
洗米では、最初の1〜2回の水をいかに早く捨てるかがポイントです。もたもたしていると、とぎ汁を米が吸収するため、炊きあがりがぬかくさくなってしまいます。
最近では無洗米もありますし、米を洗うための道具なんてものもあるようです。
また、ざるで水切りをすると米が割れておいしくなくなるそうなので、ざるは使わず洗います。水が濁らなくなるまで洗う必要はありません。3〜4回程度水を替えればOKです。
4. 炊飯
まず、炊飯器や鍋をきれいに手入れしましょう。特に、圧力炊飯器や圧力鍋をご使用の方は、おねばが詰まるパーツが多いため毎回手入れするようにしましょう。
マイコン炊飯器/IH炊飯器をご使用の方は、1時間〜2時間程度米を水につけ、浸水させましょう。圧力炊飯器、圧力鍋の場合は、必ずしも浸水させる必要はないようです。
米は時期によって吸水性に差があります。うまく炊けていないなと思ったら、水の量を変えてみるとおいしく炊けることがあります。
5. いただきます
炊飯器で炊く場合は、蒸らしの行程が組み込まれているので、蒸らす必要はありません。鍋で炊く場合はしっかり蒸らしてください。
炊きあがったらすぐに、米をほぐして中央に寄せましょう。そうしないと、ふたから水分がたれてきて端はべちゃべちゃに、中央は乾燥してぱさぱさになってしまいます。
米を作ってくれた方々に感謝しつついただきましょう。
終わりに
米の品種や分つき、時期によって、浸水の時間や水の量が変わってきます。ちょっと気を遣って、おいしいごはんを食べてみてください。