歌を1曲作って通信カラオケに入れる話

この記事はDTM Advent Calendar 2016の14日目の記事になります。

0. はじめに

DTM(に限らずすべての音楽活動)には、機材やソフトよりも重要なものがあると思います。訓練と経験とセンスです。

しかし、最近面白いソフトやサービスが多数出ていて、センスがなくても初心者でもDTMが楽しめる気がしています。

今回は、特に飛び抜けたセンスがあるわけでもなくかつ初心者の私が、歌を1曲作ってカラオケに入れた話をしたいと思います。

用意したもの

  • Chordana Composer 3 for iOS
  • MacBook Air 2014とGarageBand 10
  • Vocaloid 2 初音ミク

ガチの方から見るとおもちゃだと思いますが、あくまで初心者なのでご勘弁ください。

ここでは、拙作「Dim…」を例にとり、1曲作ってJOYSOUNDにアップするところまでお話しします。

1. 曲の2小節とジャンルを考えよう

Chordana Composerは、入力した1フレーズから自動で1曲を生成してくれるアプリです。今回は、これを使って曲の概形を作ります。

まず、楽曲の2小節を考えます。メロはA/B/Cのどこでもかまいません。

今回は歌をつくるので、歌詞が必要です。例として次の詩を用意しました。

涙流れ流れ 毎日薄れ薄れ
一緒に過ごした日々 忘れられない
変わらない日々に 面影描いて
見上げた 青い空

今回は詩を先に用意しましたが、歌詞は先に作っても(詞先)後からつけても(曲先)どちらでもいいと思います。

また、その曲のジャンル(ポップスなのかロックなのか、など)と、曲調(ノリを大切にするのがバラードなのか、など)を決めましょう。

考えたら、おもむろにChordana Composerに打ち込みます。

ジャンルと曲調を設定し、曲を生成しましょう。

生成したら、MIDIに変換してメールでPCに飛ばします。

生成された曲を以下に示します。

2. 主旋律を考えよう

先ほどメールで飛ばしたMIDIをDAWで開き、編集できるようにします。

当然ながら、自動生成では歌詞が載せられるような曲はできません。そこで、最初に入力した2小節以外の主旋律を消し、歌詞が載るように曲を書き直します。個人差はあると思いますが、私は伴奏を聴きながら主旋律を予想するとうまくいきます。

歌詞がある場合は、歌詞が載るように音符を配置します。まだ歌詞がない場合は、文字数を決めることができるように曲を書きましょう。

主旋律を書き直したものを以下に示します。

3. 歌詞を書こう/書き換えよう

素人が歌詞を書いた場合、そのまま曲に載せるのは無理だと思います。そこで、意味が変わらない範囲で歌詞を書き直します。

元の詩を書き直して歌詞にしたものがこちらです。

涙流れ 毎日薄れ
過ごした日々 忘れられない
変わらない日々に 面影描いて
見上げた 青い空

4. 作った曲と歌詞から歌を載せよう

VOCALOIDなり、自分でレコーディングするなりして歌を載せます。

歌を載せたものを示します: 聴く

5. 通信カラオケに入れよう

従来、業務用通信カラオケ(以下カラオケ)に歌を入れるためには、その歌の人気が出てカラオケの開発者の目に留まるか、お金を払って曲を配信してもらうかの2つしか方法がありませんでした。

しかし、XING社のJOYSOUND f1以降の機種であれば、自分で作った歌をアップロードし、カラオケ機器に配信して店舗で歌うことができる「うたスキ ミュージックポスト」が利用できます。

DTMという主題から外れるので使い方は割愛しますが、これを利用して自作曲をカラオケに入曲することができます。

実際にカラオケにしたものがこちらです: 見る

お店で歌ってみました。

 

終わりに

私は音楽が好きですが、1から自分で作れるほどのセンスはありませんし、経験も積んできませんでした。しかし、曲の自動生成、DAW、VOCALOIDを使えば、曲を作り、歌を作り、カラオケで歌えるようにするところまでできました。この方法では、伴奏で歌が制限されてしまうので、いずれは1から曲を作れるようになりたいと思っています。

また、曲を作れる皆様も、ご自身の曲に歌をプラスしてカラオケで歌ってみてはいかがでしょうか。

ありがとうございました。

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